手帳はまだ、ない

闘わない日常

使い古された表現

お前はもう死んでいる。

かの有名なケンシロウのお言葉ですが。

私の左腕、針筋電図検査(針を指して電気を流し伝わりを見る検査)によると「なんで今動いているのかわからない」という、正に「お前はもう〜」状態なのです。
(医学は全然人間の神秘に追いつけない)


それが、今朝からビクビクして力が入りません。
動くんだけど、自分の腕じゃない感じ。
スマホは「持てる」けど、「持ったまま維持」が出来ない。


遂に、来たかな?
困ったなぁ。
(と言いつつオラワクワクすっぞ)

全員に良いものなんてない

誰かの為のものが、他の誰かには障害になる。

私にとっての天敵は、点字ブロックであり、スロープです。

足がグラグラなので、点字ブロックの少しの段差が本当に辛いのです。
実際に私の足が棒なんだったら、点字ブロックの隙間を選んで棒を置けば安全なんだけどね。

後、これから車椅子になったら絶対に必要なスロープ。

踏ん張りが効かないので、スロープでフラッとするのです。

どっちも絶対に必要なのにね。

ドラクエやったことない

どうも。クラッシャーとりこです。

悪役レスラーみたいな、名前。
よく食器を落とします。
壊したものは順次、プラスチックに交換されます。

さておき。
無くしてしまったものも多いですが、得たものも多いです。


「とりこはトレイルランパックを手に入れた」

すいません、単に買っただけです。
でも、本体の軽さが秀逸で、ペットボトル1本入れて、必要最低限の荷物が保持できるようになりました。

「とりこはヘルプマークを手に入れた」

はい、前記事にも書きましたがヘルプマーク普及ネットワークさんから送っていただきました。私の県でも来月半ばから配布が始まるそうです。東京都と同じ物みたいなので、そちらを手に入れたい。そしたら普及ネットワークさんで頂いたものをどうするか検討中です。返送してまた新しい誰かの元へ行けるならそれがいいと思うのですが。


「とりこは仁王立ちを手に入れた!」

足を閉じて立っていられないのです。掴まる、もしくはもたれることができれば良いのですが。
気がついたら、右足は歩くとき上がらないから引きずり気味なのですが、右足がに股になってるし。
立ち止まってるときは仁王立ちだし。


すっかりガテン系男前おじさんにレベルアップしました。
ありがとう!(なんのこっちゃ)

赤い長靴の女の子

昨日、カフェで仕事中。

小さいお子さん二人連れたママのもとへ、配膳したのです。
実際もう配膳自体が結構難しく、やべぇ行けるか?と自分でもヒヤヒヤしながらでした。

で、お子様小さかったので「お子様用のイス用意しましょうか?」とお尋ねすると、「ありがとうございます」とのこと。

イス2つは持てないので、一つずつ運んで。

上の子を座らせて、下の子を…と思ったら、動かす前に座ってる!

乗ったまま動かしたよねぇ…
可愛いねぇ…ニコニコしてる。

そろそろ、仕事限界かなぁ、と感じました。

物凄く、子どもたち可愛くて私も嬉しかったんです。

でも、私がしてあげたいことができない!今後確実に出来なくなる!


出来なくなったことを数えないようにしているのですが、流石に昨日のは堪えた…

切り込み細工

例えば、乙武さんのように。
例えば、濱田ゆうたろうさんのように。

勿論、当事者達の間でもこういう事に賛否があるのは知っていますが。

売りにしたい。
武器が欲しい。


誤解されがちですが、彼らが凄いのは障害を売りにしているところではなく、障害を言葉に変えて言葉を売りにしているところです。

実際、目の当たりにすると目を背けてしまうというか、そのことに触れてはいけない、というような感覚ってないですか?
それを聞いて良いムードを作り、自身でもどんどん斬り込んで話していく。

勿論、聞かれたくないという当事者の方たちもいるので危うさがあるのも事実ですが私はどんどん聞いて!というスタンスを取りたいのです。
そして、上手く伝えるには彼らのようなユーモアを利用したいのです。


当事者と健常者を繋ぐのに少しでも隔たりがなくなればなぁ。

言葉がこころを伝えると信じてる

どうも手足が棒ニストです。


手足がどうの、と言いがちですが、
ちゃんと舌の紹介もしたほうがいいかな?
ヤキモチ焼くよね。


いわゆる専門用語でいう、球麻痺というものです。口を開けると向かって右側、本人的には左側の舌が引きつって下がって見えます。

最近は、ご飯を食べる時に口を隠して食べる癖がついてしまいました。
舌がうまく動かないから、顔全体で送ってる感じがして恥ずかしいの。(実際どういう顔で食べてるかは鏡で見ていないのでわからん)(きっと牛とかラクダ的な感じになってると想像される)
しかも飲み込むぞ!って気合入れて飲んでるので凄いしかめっ面だと思います。


でもね。
物凄く美味しく頂いてるの。

それをわかってもらうためにむやみやたらと「美味しい」を連発しています。(やたら言うと嘘くさいけど美味しい顔して食べてないから言うしかない)(美味しい顔してないのにやたら言うと、より嘘くさい罠)



飲食店の皆さま。
美味しい、は本心です。

お洒落だから意味がある。

ヘルプマークというものをご存知でしょうか?

https://www.skart-tokyo.com/

元々、東京都が始めたものですが、最近は全国に広まりつつあります。


私が住んでいる地域にも導入されているのですが…


ペラッとした紙切れでした。
それを自分でIDケースなどに入れてください。というもの。



いやいや。

パッと見で何かがわからないと意味なくね?
まだまだ全然普及もしてないのに…

ということで、上記の普及ネットワークさんで、ヘルプマークを送っていただきました。
私が住んでる地域で導入されてる、といっても、これを知っているのは敏感にアンテナを張ってる一部の当事者くらいでしょう。

というわけで、妊婦さんマーク位認知されると良いなぁ。と希望的観測でした。